氣功師 逆瀬川 了

氣功院たまゆら庵

昭和53年東京に生まれる。 自然治癒を伝える開業医であった祖父の影響を強く受け、八歳のときに「氣」との劇的な体験。それをきっかけに氣の扱いを学び始める。 その後思春期、成長期などに伴う関節痛や頭痛、アトピー性皮膚炎による不調、そして祖父の突然の死を通じ、自分の内側と深く向き合い精神世界と自然治癒力の関係性を模索、そして後の師匠となる張永祥老師、そして後に妻となるその愛娘•張弛(チャン・チィー)との出逢いを通し、医療氣功師の存在を知ることとなる。

2001.9.11を期に、歌手Ailie(アイリー)として音楽活動を開始。 歌を通して楽器としての体の管理、歌を奏でる精神性の向上の重要性に氣付き、食事と生活習慣を徹底的に見直し、食養生法を実践。2002年にはBob Marley songs dayで優勝賞品であったジャマイカ滞在にて、アフリカン薬草治療医の長老Dr.BAGAに師事。血流とリンパの流れを整えることで免疫力を高め、視力の低下や花粉症も改善していくことを体験。

歌も食も総ては氣であり、大いなる循環の中に生かされていることを悟り、氣功師となることを決意し2010年張永祥老師に師事。内弟子として道家医術氣功の伝統を伝授される。氣功療術師として学びを深める中で、今まで総ての体験が響き合い、内に息づいていることを実感。

同年、張弛と結婚、自然と調和した総合的な癒しの場『たまゆら庵』の構想を描き始めるも、張弛が突然他界。それを乗り越えるべく、シンギングボールの第一人者であった小林宗峰阿闍梨よりご縁をいただいた高野山真言宗常喜院にて得度し法名・明源を授かる。 最上の喜びと、最大の悲しみは表裏一体であり、観自在であることを了する。

その後彼女の意思を引き継ぎ、『循環氣功クラス』を葉山のスタジオにて開催。 2011.3.11東日本大震災を期に、未来を育てる子育て世代の母に開かれた氣功の場を設けようと思い立ち、寺子屋氣功会を開始。 2012.1.23春節、張永祥老師より独立開業の許しを頂き『たまゆら庵』を開庵。今に至る。